2018/03/01

翻訳: New Relic が AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに追加されました

New Relic は、AWS との連携を強めていっていますが、その施策の一環として、この度、AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに New Relic のログ処理アプリが追加されたようです。これを使えば、自前で Lambda 関数を用意することなく、より詳細な情報を New Relic で管理できるようになるようです。現在は、RDS と VPC 用っぽいけど、今後は増えていく感じなのだろうか。


タイトル: New Relic Joins the AWS Serverless Application Repository
著者: Chhavi Nijhawan
公開日: 2018.02.21


AWS は2014年に AWS Lambda サービスの発表と共にサーバレスというコンセプトを普及させてきました。それ以来、Function-as-a-Service とも呼ばれるサーバーレスは IT 業界で最も話題にのぼるようになっています。Lambda 関数は、開発者が基盤となるインフラを気にせずにコードに集中できるようになっています。さらに、Lambda 関数のコードのシームレスな共有を促進するために、AWS re:Invent 2017 において Serverless Application Repository (サーバーレスアプリケーションリポジトリ) を発表しました。

New Relic はその AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに加わりました。これを使うことで、Amazon Relational Database Service(RDS)の拡張メトリクスや Amazon VPC(Virtual Private Cloud)のフローログを簡単に取り込むことができるようになります。

「New Relic などの企業の貢献によって、AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリを通じて、顧客中心のサーバーレスアプリケーションの包括的なセットを提供することができます」 と AWS Lambda のジェネラルマネージャであるティム・ワグナー氏は述べています。「開発者や企業が New Relic のサービスの導入を簡単な方法を提供できる場を提供することを誇りに思います。これにより、革新的なパフォーマンス監視と管理ソリューションを提供できるようなりました。」

AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリとは

AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリは、サーバレスコミュニティの開発者、企業、パートナーが公開するサーバレスアプリケーション群です。開発者はこの場を通じて Lambda 関数のコードを顧客と簡単に共有したり、役に立ちそうな Lambda 関数を簡単に見つけることができ、それをデプロイすることができます。各アプリケーションは、使用する AWS リソースを定義する AWS Serverless Application Model(SAM) テンプレートとともにパッケージ化されています。詳しくは AWS Serverless Application Repository サイトを確認してください。

AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに New Relic の log-ingestion (ログ処理)アプリケーションが追加されました

New Relic が AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに提供しているアプリについて語る前に知っておいて欲しいのが、New Relic は既に多くの AWS サービス用のインテグレーションをサービスとして提供しているということです。ほとんどのインテグレーションは、たった数回クリックするだけで使い始めることができます。インテグレーションを行うと、専用のダッシュボードができ追加したサービスのメトリックを確認できるようになります。しかしながら、(拡張 RDS メトリックや VPC フローログを含む)高度なインテグレーションを設定したい場合は、それらのログを New Relic に取り込むための Lambda 関数を作成する必要があります。

AWS サーバーレスアプリケーションリポジトリに新しく導入された 「NewRelic-log-ingestion」 アプリケーションを使うことで、これらのログを New Relic に取り込むための Lambda 関数を容易に設定できるようになります。New Relic log ingestion (ログ処理)アプリはあなたの AWS アカウントのサーバーレスアプリケーションリポジトリで確認できます。よくわからない方はこちらをご覧ください。

New Relic log-ingestion Lambda 関数のユースケース

Amazon Relational Database Service(RDS)や Amazon 仮想プライベートクラウド(VPC)を使用している場合は、New Relic log-ingestion Lambda 関数を使って RDS 拡張監視ログと VPC フローログを New Relic に取り込むことができます。これらのログが New Relic に追加されると、構築済みのダッシュボードでその内容を視覚化したり、クエリーしたり、これらのメトリックを使ってアラートを設定したりできるようになります。

アーキテクチャ

AWS で 拡張 RDS(や VPC のフローログ)のモニタリングを有効にすると、New Relic log-ingestion ステップを使って、これらのログを New Relic に取り込む Lambda 関数をデプロイできます。New Relic に取り込める対応するログがある場合にのみ、Amazon CloudWatch はログ収集用の Lambda 関数をトリガーします。以下の図は、New Relic Infrastructure で RDS 拡張監視用のインテグレーションを有効にする手順を示しています。

もっと知りたい方へ

New Relic log ingestion サーバーレスアプリケーションについては、こちらも参考になります。New Relic の RDS 拡張インテグレーションを有効にする手順はマニュアルをご覧ください。すでに New Relic Infrastructure の Pro サブスクリプションをお持ちの方は、是非 AWS インテグレーション試してみてください!

Qiita で New Relic Advent Calendar 2017 いろいろ書きました。特に、New Relic APM の入門的な連載を書きましたので、是非、ご覧ください。

New Relic 公式の日本 New Relic ユーザー会を立ち上げました。ワークショップの情報など日本のお客様向けに情報を発信していきますので、是非、参加ください。

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