2018/03/17

翻訳: New Relic Browser JavaScript Error Analytics ベータ版 – エラーの早期発見、修正に役立つ

New Relic Browser の JS エラー機能が新しくなるようです (現在ベータ版)。APM で採用されているエラープロファイルが JS エラーにも対応したようです。これによって、エラーが起きている傾向が分析できるようになり、今後の JS のエラーが起きる前に対策が取りやすくなります。既存の PRO ユーザーはベータ版が使えるようなので、是非、使ってみてください。


タイトル: New Relic Browser JavaScript Error Analytics Beta Helps Find and Fix Errors Faster
著者: Mat Ball
公開日: 2018.03.15


New Relic Browser チームは、Browser Pro ユーザー向けに JavaScript エラー分析のパブリックベータ版のリリースをお知らせします。この新機能により、エラーフィルタリング、グループ化、エラープロファイルを使って、New Relic Browser UI から JavaScript エラーをより正確にトラブルシューティングできるようになります。ディメンション(ブラウザの種類、OS のバージョン、デバイスの種類)とエラー属性(エラーメッセージ、アプリケーション名、エラークラス)の組み合わせで、最も問題のあるであろうエラーをすばやく特定できます。New Relic Browser は New Relic Applied Intelligence(NR AI)のパワーを活用することで、最もよくあるエラーの集合やエラーの発生頻度などの詳細な情報を提供できるようになりました。

このおかげで、推測ではなく、確かなエビデンスでもって作業を進めることができます。そして、ユーザーへの影響度に基づいて、トラブルシューティングの優先順位を付けることができます。

最も気にすべき JavaScript エラーのフィルタリングとグループ化

New Relic Browser を使って重要なユーザーのカスタマーエクスペリエンスを追跡しているなら、JavaScript エラーがあたえるコストがわかるでしょう。

E コマースサイトを運営していて、収益の大部分が Chrome ブラウザを使っているデスクトップユーザーからのものである場合を例に考えてみます。New Relic Browser を見ると、Chrome ユーザーのエラー率が非常に高いとなっています。その場合、(JS のエラーのせいで」潜在的な顧客の中には購入を完了できていない可能性を秘めています。

JavaScript エラー分析を使用すると、JavaScript エラーの範囲を絞り込むために主要な詳細をフィルタリングできます。

このフィルタ機能とファセット(グループ化)機能を使うことで、エラーが最も頻繁に発生している箇所を絞り込むことができます。複数のフィルタリング可能なディメンションに対してエラーをグループ化することで、New Relic Browser UI 内で JavaScript エラーをよりすばやくトラブルシューティングできるでしょう。

プロアクティブなトラブルシューティングのためのエラープロファイルの活用

サイトを更新したり、新しいバージョンのウェブアプリをデプロイした後は、その変更で発生するようなった
JavaScript エラーをすばやく見つけて、修正したいと思うでしょう。

新しいエラー分析機能の一部であるエラープロファイルでは、NR AI を活用しており、JavaScript エラーに関連する傾向を提示します。エラープロファイルは、リクエスト URI、トランザクション名、エラークラス、ユーザーエージェントのバージョン、エラーメッセージ、ユーザーエージェント OS、デバイスタイプ、ユーザーエージェント名などの傾向を表示します。

たとえば、いくつかウェブサイトを運営している大手メディア企業で、最新のブランド用に新しくウェブサイトを展開しようとしている場合、サイトのローンチ時は重要です。カスタマーエクスペリエンスを損なうような
JavaScript エラーを排除しておかなくてはなりません。そのような場合、エラープロファイルを使うことで、どのエラーがサイト全体でどの程度深刻であるかを迅速に把握できます。これにより優先度を決めることができ、最も重要な問題から取り掛かることができます。

エラープロファイルを使うことで、次のような重要な質問に対して答えられるようになります。

  • エラーはどのブラウザでどれくらい発生していますか?
  • エラーが最も多いの URL どれですか?
  • サードパーティのアプリやサービスで発生したエラーの割合はどのくらいですか?
  • エラーがもっとも多く発生したデバイスタイプは何ですか?

エラープロファイルは、統計的手法を駆使して、エラーが発生しなかったトランザクションから最も劇的に逸脱したエラーを強調表示します。すべての要素を手動でクリックする必要はなく、どの要素に注意を向けるべきかを示してくれます。エラーごとに、スタックトレースを知ることができますし、収集した属性別で絞り込めるフィルタもあります。

この情報を使うことで、効率的に最も影響を大きい領域のトラブルシューティングを適切に行うことができるようになります。

最後に、New Relic Insights のイベントとしての JavaScriptエラーが扱える

JavaScript エラーは New Relic Insights にイベントとして保存されます。つまり、NRQL(New Relic Query Language) を使って、JavaScript エラーを表示したり、Insight ダッシュボードにエラーの統計情報を追加できます。また、リリース前後のサイクルを監視したり、NRQL データストリームを使って JavaScript エラーを他のデータソースと組み合わせてダッシュボードで表示することもできます。

公開ベータ版を試してみませんか

New Relic Browser Pro のユーザーは、JavaScript エラー分析を使うことで今まで以上に明快に、最もクリティカルなサイトのエラーを特定し、修正できるようになります。このベータ機能を有効にするには、New Relic Browser の JS errors ページに移動し、Preview JS Errors Beta をクリックしてください。

JavaScript エラー機能は、New Relic Browser ユーザーにウェブのパフォーマンスデータに対するりパワフルなビューを提供します。これは一連のイベントベースのレポートの一つです。最終的な目標は、ページやサイトのパフォーマンスがビジネスに与える影響を把握するのに役立つ豊富な機能を提供することです。

Qiita で New Relic Advent Calendar 2017 いろいろ書きました。特に、New Relic APM の入門的な連載を書きましたので、是非、ご覧ください。

New Relic 公式の日本 New Relic ユーザー会を立ち上げました。ワークショップの情報など日本のお客様向けに情報を発信していきますので、是非、参加ください。

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