2018/09/13

翻訳: FutureStack18: New Relic 開発者向けプログラム-オープン化、シンプル化、活発化への道

今年も始まりました。New Relic の年次カンファレンス FutureStack 18。毎年のごとく新機能や新製品の発表があるかと思います。

この記事では、Elixir 用の New Relic APM エージェントの発表とデベロッパープログラムの発表がされています。是非、ご覧の上、より New Relic を活用する道を見つけていただければと思います。


タイトル: FutureStack18: Introducing the New Relic Developer Program—A Journey Towards Openness, Simplification, and Engagement
著者: Mark Weitzel
公開日: 2018.09.11


New Relic では New Relic を利用する DevOps チームが、彼らの既存のワークフローやプロセスに New Relic のプラットフォームにあるデータを簡単に統合(入力や出力)できることが大事なことであると考えています。過去10年に渡り、New Relic の製品群は拡大しました。それに伴い、当社のプラットフォームはより拡張性が高まっています。

その期間、New Relic の顧客が New Relic を活用して、測定や DevOps のワークフローを新しく、エキサイティングな方法で洗練させていく様子を見てきました。たとえば、カナダ最大のある小売業者は注文プロセスの状態と効率を理解したいと考えていました。そこで、New Relic Mobile SDK を導入し、販売時点管理システムを構築しました。そこに、New Relic のデータと注文データベースの情報を組み合わせることで、同社は最も重要な指標の収益についてのデータをリアルタイムに知ることができるようになりました。

このようなイノベーションをおこすことで、DevOps チームはより迅速に、確実に成果を上げることができるようなります。そのために、私たちは製品を補完する豊富な API と SDK を提供しています。顧客が New Relic の活用の場を拡張できるようにしています。当社の顧客そしてパートナーは、New Relic の拡張性の恩恵を享受することで、導入や自動化、インシデント対応、アプリケーション開発をシンプルにすることができるになっています。

我々は、New Relic をどのように拡張し、プラットフォームのカスタマイズ要求を理解するために、これまで顧客と協力してきました。その結果、API とツールをもっと単純にする必要があるという認識に至りました。今年の FutureStack18において、我々はデータへのアクセスをシンプルにする拡張可能なプラットフォームを提供する旅に戻り、New Relic を DevOps のワークストリームに組み込むために顧客が必要とする労力を軽減できるようにします。そして、新しく革新的なソリューションを提供できるような機会の促進をお手伝いします。つまるところ、New Relic の目標は開発者の労力を軽減することにあるのです。

私たちは、オープン性、簡素化、関与の3つの原則を守るように旅しています。New Relic ユーザーが抱える課題を克服できるように、各自の体験をうまく支援することが我々のゴールなので。言い換えれば、私たちはあなたに「New Relic があなたの一部になる」ことができたらと考えています。

プロジェクトとスタンダードの開放

私たちは、モダンなソフトウェアチームにオープンソースプロジェクトとオープンスタンダードがもたらす価値を認識しています。長い間、New Relic はオープンソースソフトウェアを活用し、さまざまなプロジェクトに貢献してきました。

オープンソースとして Elixir アプリケーション用の APM エージェントプロジェクトを New Relic として支援していくことになりました。New Relic の開発者コミュニティが最新のプラットフォームのリリースやツール、そしてフレームワーに遅れることなく、エージェントを着実に維持できるようにしたいと考えています。さらに、保守担当者が彼ら固有のニーズを満たせるようにエージェントが収集するメトリックをカスタマイズできるようなするようサポートして行きたいと思っています。

オープン化への施策はソースコード以外にもあります。昨年、OpenTracing を含むクラウドネイティブコンピューティング・ファウンデーションのワークグループや W3C の Trace Context プロジェクトなど、いくつかの業界標準化団体への参加もはじめました。これらは DevOps に関する重要な技術分野です。そして、そこに参加し続けることで、New Relic ユーザーがアプリケーションやインフラに関するデータを収集し、報告する方法をよりシンプルに、合理的にできるようなソリューションを提唱することができるのです。

CNCF や W3C のような組織に参加することで、顧客の声を反映することもできます。New Relic のプラットフォームを毎日使用している何千という DevOps チームの考え方や経験をフィードバックすることで、新興の標準や業界グループが、DevOps のランドスケープを定義し、形成する際に影響を与えることができます。

API のシンプル化

多くの企業と同様に、当社の API は New Relic 製品とともに一緒に成長してきました。これまではチームごとにそれぞれのニーズに応じた API を制作してきました。しかし、ユーザーにとってより実用的かつ規範的な方法で拡張性を保つには、API へのアクセス方法をシンプルに、統一する必要があるという結論に至りました。

New Relic だけが API の普及を管理している会社ではないため、この対策として、他社ではこの問題をどのように解決しているかを調査しました。そこで、GraphQL をサポートしている企業が増えていることに気づきました。そこで、GraphQL を内部的に実験し始めました。統一したメカニズムで New Relic のデータへのアクセスできるシンプルで素晴らしい解決策であることがわかりました。現在、GraphQL を使って Cloud IntegrationNRQL(New Relic Query Language) にアクセスできます。

GraphQL API に NRQL を公開することで、顧客とパートナーは New Relic のデータを一元的に管理、取得できるようになりました。言い換えると、New Relic の GraphQL API は、New Relic のすべてのデータを照会できる最初で最良の場になったのです。

この最初イテレーションは、GraphQL を使い始めたという旅の始まりに過ぎません。この一貫性のあるシンプルなスタンダードのもと、多くの API を統一していく予定です。

開発者との関わり

New Relic ユーザーによる API や SDK の活用は徐々に増えてきています。これは素晴らしいことです。開発者と運用チームはお互いとのコミュニケーションに New Relic のプラットフォームを使って、彼らのワークフローを構築し、拡張しています。私達は、Zillow のように New Relic ユーザーが現実世界の問題を解決するために New Relic プラットフォームを活用したという話を聞くのが大好きです。しかし、まだ開発チームと運用チームのコミュニケーションが進んでいないところ多いです。

そのため、重要な成果を発見でき、改善すべきフィードバックを受けられ、開発者間のコミュニケーションを促進するために、New Relic デベロッパープログラムを立ち上げることにしました。New Relic API と SDK が中心にあります。そして、アプリケーション、インフラ、ビジネスニーズに関する課題に対処するために New Relic が採用できないか検討する際に利用できる参考リポジトリや参考リソースとしての提供の場になると考えています。

これからの New Relic ユーザー、これまでお使い頂いている New Relic ユーザーの両者にとって、New Relic デベロッパープログラムは、New Relic プラットフォームの上に発見、共同作業、構築を手助けするフォーラムになることを目指しています。New Relic に慣れ親しんだユーザー向けにデベロッパープログラムでは、API や SDK の使い方を飛躍的に向上させるための共通のユースケースを用意しています。これを利用することで、New Relic プラットフォームからの価値をより早く得ることができるでしょう。

是非、私達の旅に参加してしください

New Relic を日々の作業とテクノロジーに統合するために、New Relic ユーザーがこれまで示してきてくれた貢献に感謝しています。これは、私たちのプラットフォームが DevOps ツールチェーンに重要一部分であることを非常に肯定してくれるものです。私たちがこの旅を始める際には、プラットフォームのオープン化、シンプルさ、エンゲージメントの指針の原則が、一緒に進む上での基盤となります。私たちはあなたにこの旅に参加してもらいたいと思います。そうなれば、すごい未来が待っていることでしょう。

Qiita で New Relic Advent Calendar 2017 いろいろ書きました。特に、New Relic APM の入門的な連載を書きましたので、是非、ご覧ください。

New Relic 公式の日本 New Relic ユーザー会を立ち上げました。ワークショップの情報など日本のお客様向けに情報を発信していきますので、是非、参加ください。

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