Browser の機能

ページ読み込みパフォーマンス

ページ読み込みパフォーマンス機能は、ページ読み込みタイミングのパフォーマンスに影響を与える要素に対するコンテキストを提供します (ユーザー監視または RUM と呼ばれる場合もあります)。パフォーマンス問題の解決するために有益な総合的なビューを提供し、固有のページビュー向けにより詳細なデータを掘り下げて確認できる機能を提供しています。

セッショントレース

セッショントレース機能は、エンジニアが最も必要とするデータであるコンテキストを提供します。ブラウザのセッショントレースでは、長い読み込み時間や特定のエラーの識別に加えて、エラーやパフォーマンス問題の発生前後の状況に関する情報を提供します。AJAX リクエストや JavaScript エラーからセッショントレースを確認できます。逆に、セッショントレースから特定の JavaScript エラーやネットワークを確認することもできます。

ページ読み込み時間 – ヒストグラムとパーセンタイル

ブラウザのページ読み込み時間におけるヒストグラムとパーセンタイルから、平均だけを重視するのではなく、ページ読み込み速度の全体像が把握できます。ヒストグラムとパーセンタイルにより、指定した時間枠内に発生したすべてのページ読み込みが表面化されるため、見落とされた可能性のある異常値を調べることもできます。

ページレベルの AJAX コール

特定のページにおける、すべての AJAX コール、応答時間、処理能力 (rpm)、呼び出しの合計回数、エラーのステータスコード、各AJAX コールの平均データ転送数を表示します。

ページビュー 処理能力

処理能力は、1分ごとのリクエスト数から測定されます。処理能力メトリクスにより、どのページが最も頻繁にコールされているかを把握できます。

ブラウザトレース

トレースはユーザー動作のスナップショットです。平均読み込み時間よりも長いトレースは、異常値として表面化します。トレースは、読み込まれたタイミング、読み込み時間がどこで消費されたかの区分、ブラウザの種類、およびユーザーの地理的所在地に関する詳細を提供します。このレポートは、パフォーマンスが貧弱なユーザーのいる地域を分析するのに最適です。

ページ読み込み時間 – 分割グラフ

ページ読み込み時間は、ユーザーがブラウザでトランザクションを始める瞬間から、ページが読み込みを完了するまで、メトリクスを取得します。レポートには、リクエストのキュー、アプリケーションコード、ネットワーク待機時間、DOM プロセス、およびページレンダリングに関する平均ページ読み込み時間が、色分けされた区分に分類されて表示されます。

地理的レポート

地域別にエンドユーザーの体験を把握できます。もっと多くの CDN が必要かどうかの判断や、特定の地域における重要な顧客が、サイトのパフォーマンスに不満があるかどうかを確認できます。

バックエンドパフォーマンスとブラウザの接続

ページビューレポートからページの URL を選択し、関連するすべてのバックエンド APM トランザクションを表示することができます (アプリケーションに APM エージェントがインストールされている場合)。すべてのバックエンドトランザクションに関する合計コール時間、平均応答時間、およびコール数を即座に表示します。特定のトランザクションに対し、APM レポート内にて診断を閲覧することもできます。

ブラウザのパフォーマンス機能

New Relic Browser のダッシュボードでは、ブラウザの種類とバージョン別にエンドユーザー体験を確認できます。これにより、パフォーマンステストや最適化を行う際に、どの部分を重視すべきかを把握することができます。

ブラウザの処理能力

1分間に受信したページビューの平均数のスナップショットをブラウザ別に分類して表示します。

ブラウザのバージョングラフ

ユーザーがアクセスするブラウザの種類別バージョン別に処理能力を把握できます。

デバイスのページ読み込み時間

すべてのブラウザ間での平均ページ読み込み時間をデバイスの種類ごとに表示します (タブレット、モバイル、デスクトップ)。

ブラウザの読み込み時間 – 分割グラフ

ブラウザの種類ごとに、リクエストキュー、アプリケーションコード、ネットワークの待機時間、DOM 処理、ページレンダリングに消費された時間ごとに分類したビューを表示します。

AJAX

最初のページを読み込み後に、AJAX を利用してウェブページの一部を更新している場合、そのリクエストがどのように動作しているか、そして最終的にどのようにユーザー体験に影響するかなど、把握しておくべき情報を AJAX ダッシュボードにて確認することができます。

AJAX ダッシュボード

メインの AJAX ダッシュボードでは、サイトにおける最もリソースが集中している AJAX リクエストの消費時間、応答時間、処理能力、コールバック時間、データ転送量から絞込み可能な状態で表示します。このダッシュボードから、特定の AJAX コールの詳細を確認し、解析を行うことができます。

リクエストごとのデータ転送量

リクエストされ、送信されたデータ量を表示します。これを利用し、長時間かかったコールバックとデータ転送率の相互関係を見つけ出します

ページビュー毎の AJAX コール

特定のサーバー側のコントローラーがどのページビューによりコールされているかを、処理能力、応答時間、コールの合計数、データ転送量に関してページレベルで、詳細情報とともに表示します。

ステータスコードのリクエスト

ステータスコードのレポートは、AJAX コールの返答動作を示します。200 以外のステータス コードが多く存在する場合、AJAX エンドポイントに問題がある可能性があります。

JavaScript エラー

JavaScript エラーのダッシュボードでは、ユーザー体験に影響を及ぼす稼働中のアプリの JavaScript のエラーを識別し、解決法の検討に必要な情報を提供します。

JavaScript エラー一覧

この一覧ビューには、発生中の JavaScript エラーの種類の概要、発生頻度、対象のエラーにより影響を受けるユーザーの割合が表示されます。

ブラウザ毎のエラー

このグラフでは、エラーにより影響を受けるブラウザと全体的なエラー数に対する割合を、各エラーの種類別に表示します。

エラーのあるページビューの割合

各エラーの種類に関し、このグラフではエラーにより影響を受けたページビューの割合を表示します。これにより、特定のエラーの影響範囲とそのエラーがエンドユーザーに与える影響を、迅速に判断することができます。

エラーインスタンスの詳細

エラーインスタンスの詳細は単一エラーのスナップショットを取得し、ブラウザから入手可能なスタックトレースを、活動的なコンポーネントを中心に、コード一行からでも取り込みます。これらのメトリクスは固有のブラウザの特定のバージョンとの組み合わせで管理されているため、固有 URL の JavaScript 診断ではこれほど細かいデータ取得はできません。

標準的な機能

New Relic 製品全体にわたり提供されている以下の機能は、製品の利用を容易にし、顧客の既存のワークフローにスムーズに適合します。

アプリの健康状態を手早く表示

New Relic では、色分けされた健康状態インジゲーターが全体的に使用されており、パフォーマンスに関する問題を素早く見分けられます。

チケットシステムに統合

パフォーマンス問題に関するチケットを、ご利用中のチケットシステムに統合できます。対応するチケット システムは、こちらをご覧ください。

フィルター可能な地理情報 NEW!

地域別に都市レベルの粒度で、サイトのエンドユーザー体験を認識します。CDN や ASN(Autonomous System Number)/ISP(インターネットサービスプロバイダー)が、地域別にどのように機能しているか確認することができます。

カスタムダッシュボード

最も重要なパフォーマンスメトリクスをカスタムダッシュボードへ追加し、常に目を配りましょう。

アラート

JS エラー %、応答時間、処理能力やその他をレポートするブラウザ用の新たなアラート機能をご確認ください!

セキュリティ

New Relic は、迅速で安全なアプリケーション構築の手助けに取り組み、顧客のデータ保護を重要視しています。詳しい概要は次のとおりです。

SOC2 監査済み

New Relic は、セキュリティと可用性に関する SOC2 監査を無事に終了いたしました。この監査ではNew Relic のセキュリティプロセスおよび統制が調査され、New Relic と最も重要な New Relic の顧客に対し、システムおよび顧客のデータを適正な段階を踏んで保護しているという保証が、独立した第三者により提供されました。

デフォルトで安全

New Relic は、「デフォルトで安全」というコンセプトを強く信じています。不用意なデータの流出を確実に防ぐため、機密データを送信するには、顧客が明示的に New Relic 内の設定を有効にし、機密データの送信を許可する必要があります。

変更可能な選べるセキュリティ

アプリケーションが機密データを処理する可能性があり、どのデータが New Relic に送信されるかといった懸念があるかもしれません。これらの不安を解消するため、顧客は New Relic にどの機密データが送信されるかを完全に制御できます。

安全なデータセンター

New Relic サービスを実行し顧客のデータを保管するインフラは、ティア 3 および SSAE 16 に準拠したデータセンターに存在します。顧客データは定期的にバックアップされています。

断続的な監視

New Relic は内部および第三者のサービスを利用し、ネットワークやアプリケーションに対し断続的なセキュリティスキャンを実施し、アプリケーションおよびサーバーを安全に保ち続けるよう徹底しています。

コンプライアンス優位性

New Relic は、PCI、HIPAA、SOX などの規制された環境下でも安全に稼働できるような構成が可能です。また、New Relic は、EU のセーフハーバーと TRUSTe に準拠しています。