アプリケーションに複数の名前をつける

特定のサーバーにおけるアプリケーションのパフォーマンスを確認したい場合は、3つまで異なる名前を設定できます。変更するには、New Relic エージェントの設定ファイルを修正してください。複数サーバーで同じアプリを実行している場合、データの「ロールアップ(集約)」に便利です。アプリ名ごとに ダッシュボードには別のレコードとして表示されます。

例えば、同じアプリケーション名を使いたいが、開発、ステージング、本番環境ではデータを分離したいとします。その場合、各アプリに2つの名前を設定します。1つ目は、開発、ステージング、本番環境ごとのユニークな名前を設定します。2つ目は、UI上ですべてのデータを集計して表示するための共有の名前を設定します。これにより、各環境のデータだけではなく、アプリケーション全体のパフォーマンスも New Relic UI 上で閲覧可能となります。

目次

アプリケーションデータの集約

2つのエージェントが全く同じアプリケーション名とライセンスキーを送信すると、送信されたデータは New Relic UI 上では同じ見出しに集約されます。複数のインスタンスを集約している場合でも、インスタンスを選択して特定のインスタンスのデータを確認できます。この場合、一つのインスタンスに対してアラートの閾値やキートランザクションを設定することはできません。

データを集約するもう一つの方法は、アプリケーション全体を表す第1の名前と一つのアプリケーションのパフォーマンスだけを表す第2の名前を設定する方法です。設定ファイルに複数のアプリ名を指定すると、New Relic エージェントは各々のアプリ名に対して同じデータを報告します。

アプリケーションの最初の名前は一意でなければなりません。 。例として、2つのアプリがある場合、1つ目は「AppA;AggregateApps」と名付け、2つ目は「AppB;AggregateApps」のようにできます。

エージェントの設定ファイル

命名規則はNew Relic エージェントによって異なります。ただし、3つ付けられる内の1番目の名前は一意でなければなりません 。2番目と3番目はユニークでも共有する名前でも構いません。

エージェント
設定ファイルの値
•Java app_name に3つまで設定できます。セミコロンで区切ってください。
.NET .NETアプリケーションの命名 [英語] を参照してください。
Node.js app_name に3つまで設定できます。カンマで区切ってください。また、単一(‘)または二重引用符(“)で名前を囲ってください。(環境変数 NEW_RELIC_APP_NAME でも設定できます。)
PHP newrelic.appname に3つまで設定可能です。セミコロンで区切ってください。
Python app_name に3つまで設定可能です。セミコロンで区切ってください。セミコロンの後にスペースを追加しないでください。スペースがある場合、その次の名前はコメントとして解釈されます。
Ruby app_nameに3つまで設定可能です。セミコロンで区切ってください。

詳しくは、お使いのエージェントの 設定ファイルのマニュアルを参照してください。

例:1つのアプリを3台のサーバで動かす場合

「国勢調査データ」の Java アプリはサーバー3台で動きます。サーバーごとに3つの異なる名前をエージェントの設定ファイルに記載します。

app_name: Survey1;Survey Data
app_name: Survey2;Survey Data
app_name: Survey3;Survey Data

この設定により 4つの「アプリケーション」が New Relic UI に表示されるようになります。「Survey Data」は3サーバすべてのデータを集約しており、「Survey1」「Survey2」「Survey3」 は関連する個々の結果を表示します。

例:1つのアプリを2つのインスタンスで動かす場合

PHP エージェントがアプリの2つのインスタンスで動いているとします。各インスタンスのデータだけでなく全体の集計データも確認したい場合は、以下のように設定します。

newrelic.appname="MyApp1;MyAppAll"
newrelic.appname="MyApp2;MyAppAll"

これで、3つの「アプリケーション」が、New Relic UI に表示されるようになります。「MyAppAll」は2つのサーバのデータを集約したものであり、「MyApp1」「MyApp2」 は個別のサーバーの値です。

関連情報

関連情報は以下のとおりです。