アラート条件の設定

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New Relic Alerts のアラートポリシーのワークフローの一環として、 Alert conditions ページから、何が選択したポリシーのアラートのトリガーとなったのかを特定できます。アラートポリシー条件には、以下が含まれています。

  • 利用可能な New Relic 製品 (APM、Browser など) と条件のタイプ (メトリック、外部サービスなど)
  • ポリシーを適用する製品の対象(エンティティ)。New Relic APM や New Relic Browser では、管理対象のアプリ。New Relic Servers では、監視対象のサーバーなど。
  • どのメトリックについてのアラートを出すのか、どの値を監視するのか、指定の時間枠内でパスしなければならない閾値を含めた、必須の Critical (赤) アラート通知やオプションの Warning (黄色)アラート通知の閾値の設定。

New Relic Alerts は現在、 New Relic Insights では利用できません。ただし、New Relic Alerts UI から、数値を返す NRQL クエリのアラート条件を作成することができます(ベータリリース)。

New Relic 製品のポリシーの条件

アラートポリシーには、1つ以上の条件(最大100条件)を設定できます。各条件は特定の New Relic 製品に紐付けられます。Alert policies インデックスページと選択したポリシーの Alert conditions ページには、アラートポリシーに存在する条件数が表示されます。

条件の例
アラートポリシーは、1つ以上の条件を追加できます。各条件は、特定の New Relic 製品に関連付きます。例えば、あるアラートポリシーの 1つ目の条件として、New Relic APM が監視する全アプリで使うエラー率の閾値を設定します。2つ目の条件には、New Relic APM が監視する特定のアプリのカスタムメトリックを設定します。3つ目の条件は、New Relic Servers を監視するサーバーの CPU 使用率に対する閾値を設定します。

Alerts v3: Alert conditions-multiple
Alerts > Alert policies > (選択したポリシー) > Alert conditions: 1つのアラートポリシーに対して、New Relic APM 監視のアプリに対して条件を 2つ、 New Relic Browser が監視しているアプリに条件を 1つ、New Relic Servers 用に条件を 1つ割り当てています。

アラート条件の作成

管理者 または オーナー

一般的な作成手順流れの中で、アラートポリシーも 1 つ以上の条件を追加できます。また、ポリシー名を保存した後で、条件を追加することもできます。

  • 新規のポリシー作成時に、ポリシー名を保存すると、Create a condition [条件を作成]ボタンが表示されます。
  • ポリシーを保存後は、いつでもアラート条件を追加できます。alerts.newrelic.com から、Alerts > Alert policies > (選択したポリシー) > Alert condition へアクセスします。

アラート条件を作成する手順は以下のとおりです。

  1. 選択したポリシーの Alert conditions ページで、Create a condition (ポリシーに条件が設定されていない場合) また Add a condition (ポリシーの条件が設定されている場合)を押します。
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  2. Categorize から、New Relic 製品を選択します。
  3. New Relic 製品によって、条件のタイプ (metric、external service など) を選びます。
  4. Next, select targets [次へ:対象を選択する]を押します。

その後、この条件を適用する対象を選択 (New Relic 製品が監視するエンティティやコンポーネント) し、アラートを生成する閾値を定義します。

条件を作成したら、それをコピーして、別のアラートポリシーに追加できます。

Apdex のアラート条件 対 レスポンスタイムのアラート条件

New Relic から、レスポンスタイムのアラート通知を受け取ることができます。ただし、Apdex スコアの方が多くの場合価値のある情報であり、アプリケーションのパフォーマンスをよりよく反映しています。たとえば、平均レスポンスタイムは異常値によって歪められますが、Apdex スコアは、ユーザーが受け入れるレスポンスタイムの許容値をより正確に評価できます。

条件のタイプ

選択した製品(APM、Browser など)に応じて、New Relic Alerts UI は、アラートに設定できる条件のタイプ(メトリック、外部サービスなど)を示します。

以下ではスペシャルな機能をいくつか紹介します。

NRQL クエリ
現在、New Relic Insights では New Relic Alerts は利用できません。ただし、New Relic Alerts UI から、数値を返す NRQL クエリのアラート条件を作成することができます。この機能は現在、ベータリリースです。
ベースラインの閾値
ベースラインアラート機能を使用すると、週、季節のパターンなど、変化するデータや傾向に動的に適応するアラート条件を作成できます。ベースラインアラートは、動作をまだ予測できていない新しいシステムを利用開始した場合にも役立ちます。この機能は、New Relic Alerts を使っている New Relic APMNew Relic Browser で利用できます。この機能は現在、ベータリリースです。

ベースラインの閾値をアラート条件で作成する手順は、 APM > Application metric baselineBrowser > Metric baseline をアラート条件のタイプとして選択sいます。

Java インスタンスの違反
New Relic Alerts から、存在する Java アプリのインスタンスのいずれかがアラート条件に違反したときに警告を出すための閾値を設定できます。

特定のインスタンスにアラートの閾値を適用することにより、New Relic Alerts から、潜在的な問題の発生元を迅速に特定できます。たとえば、アプリケーションのインスタンスのサブセットでのみ発生している異常を検出する場合に便利です。こういった類の異常は、多数のインスタンスにわたってメトリックを集計するアプリケーションでは非常に見逃しやすい情報です。

JVM ヘルスメトリクス (Java アプリ)
New Relic APM が監視する Java アプリを使っている場合、New Relic Alerts を使用すると、単一の JVM のヒープサイズやスレッド数が予想される範囲内にない場合に検知できる閾値を設定できます。

New Relic は、アプリの選択されたインスタンスごとに個別にアラートの閾値の違反を計算します。アラート条件を作成するときは、Java アプリのアラートポリシーの条件のタイプとして JVM health metric を選択し、以下の監視項目を選択します。

  • Deadlocked threads (デッドロックしたスレッド数)
  • Heap memory usage (ヒープメモリ量)
  • CPU utilization time (CPU 使用時間)
  • Garbage collection CPU time (ガーベッジコレクションの CPU 時間)

New Relic Alerts UI から、JVM health metric 用のインシデントが自動的に終了する時刻も設定できます。デフォルトは24時間です。

ウェブアプリのレスポンスのパーセンタイル
New Relic Alerts には、Web アプリのレスポンスタイムがある値を上回る、下回る、イコールとなるときにアラートを出すアラートポリシーの条件用の閾値としてパーセンタイルを定義できます。たとえば、運用担当者が平均のウェブのレスポンスタイムではなく、アプリケーションサーバーの全体的なトランザクションの応答時間のパーセンタイルでアラートを設定したい場合などに便利です。

Web アプリ以外のトランザクションの条件に閾値を設定したい場合は、New Relic Alerts の NRQL クエリ機能を使ってください。

この機能は現在ベータリリースです。パーセンタイルの閾値を設定する手順は以下の通りです。

  1. APM のアラートポリシーの条件のタイプとして Web transactions percentiles を選択し、対象のアプリを選びます。(複数のアプリに対してアラートしたい場合は、Web transactions percentiles 条件を個別に作成してください。
  2. アラート通知を発行する閾値を定義するには、Percentile nth レスポンスタイムに値を入力し、その比較条件(上、下、イコール)を選択します。

New Relic はトランザクション時間をミリ秒単位で格納していますが、UI には Critical と Warning の値が秒単位で表示されています。ミリ秒で指定した場合は、値に小数点を含めてください。

アプリ用のラベルを使った動的なターゲット設定

アプリケーションにラベルを適用すると、これらのエンティティをアラートポリシー条件に自動的にリンクできます。これを使うことで、変化の激しい環境内のアプリケーションの管理が簡単になります。New Relic は、エージェントの設定ファイルでエンティティのラベルを保守することを推奨しています。

動的なターゲット条件で対象に選択したエンティティのヘルスステータスインジケーターは、エンティティがターゲットに設定されているか違反していることを示すために更新されません。

1つのラベルで、そのラベルに関連付けられているすべてのエンティティ(最大10,000 エンティティ)を識別できます。複数のラベルがある場合、対応する同じラベルを持つエンティティのみを識別します。

条件に対して最大10個のラベルまで、追加、編集、削除できます。

  1. APM > Application metric を製品タイプとして選択します。
  2. エンティティの特定方法として、Labels タブを押します。名前でラベルを探し、カテゴリ一覧からラベルを選択します。
また、New Relic Infrastructure の監視内容の文脈でアラート条件を直接作成することもできます。
Infrastructure 用の条件
New Relic Infrastructure が監視するリソースのアラート条件は、New Relic Alerts から作成できません。ただし、直接 New Relic Infrastructure でリソースのアラート条件を作成できます。

たとえば、New Relic が Infrastructure エージェントからのデータ受信を停止したときに通知を受けたい場合は、ホストのレポートしていない (host not reporting)機能を使います。New Relic Server のレガシーな可用性監視機能とは異なります。この機能により、ホストのグループに対して動的に警告できます。時間幅は、5分から60分まで設定可能です。New Relic Alerts をフルに活用できます。

アラート条件名の変更

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New Relic Alerts が自動的に作成する条件名を変更したい場合は、それを簡潔に記述します(最大64文字)。メールの件名やオンラインチャットなど、文字数が制限されている通知メッセージで役に立つ情報となります。また、New Relic Alert UI で条件を素早く探したい場合にも役に立ちます。

  • キャメルケース または ドット数値記法 を使用してください。
  • 違反内容の要点を説明してください。

既存のアラート条件の自由記入部分の名前を変更する手順は以下のとおりです。

  1. alerts.newrelic.com [external link] から、Alerts > Alert policies > (選択したポリシー) > Alert conditions へアクセスします。
  2. アラート条件名にマウスオーバーし、編集 アイコンを押します。
  3. 有用な名前を入力 (最大 64 文字)し、Save [保存]を押します。

アラート条件の自由記入の名前に関連している New Relic 製品や条件のタイプの変更や名前の変更はできません。代わりに、条件を削除し、別の製品、条件タイプを指定して、作り直す必要があります。

アラートポリシーと条件の管理

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アラート条件を保存後、現在選択中のアラートポリシーには、設定済みの全アラート条件が表示されます。そこから以下のことが行えます。

既存の条件の表示

New Relic Alerts のインデックスページは、ポリシーをアルファベット順に並べます。アラートポリシーに設定済みの条件を確認、検索する手順は以下のとおりです。

  1. alerts.newrelic.com [external link] から、Alerts > Alert policies へアクセスします。
  2. 検索ボックスを使ったり、カラムで並び替えたり、リストをスクロールしたりして、ポリシー名を選択します。
  3. オプション: Alert conditions ページで、検索ボックスを使って、条件を探します。
  4. Targetsリンクを押して、条件に紐づくエンティティの詳細情報を確認します。
  5. 条件に設定されているアラートの閾値やランブック URL の情報を見るには、警告や致命的な Thresholds リンクを押します。
特定のエンティティに関連付いているポリシーと条件を確認するには、その対象製品の Settings > Alert conditions ページを見ます。

関連情報

関連する情報は以下のとおりです。