New Relic APM の Errors ページは、選択された期間におけるエラー率のチャートを表示します。また、エラーメッセージの一覧も表示します。さらに、詳細へのドリルダウン、検索や並び替え、エラーの非表示および削除、他のメンバーとエラーの共有やエラーのチケットを作ることもできます。
エラーチャートは、選択されたアプリの Overview ページも表示します。チャートにエラーが表示されている場合は、そのエラー率のタイトルを選択すると、直接、Errors ページに移動できます。
目次
Errors ページについて
アプリのトラブルシューティングで利用できるトランザクショントレースとトレース済みエラーについての動画 (約16分)
Errors ページの表示

表示、検索オプションの利用、エラーを削除するには、次の手順で行ってください。New Relic メニューバーから、APM > (選択したアプリ) > Events > Errors を選択する。New Relicの標準のUIの機能とページの機能を使い、 詳細情報へドリルダウンする。
エラー詳細の選択
Errors ページでエラーメッセージの詳細を表示するには、次の手順に従ってください。該当エラーのMessage リンクを選択する。リンク先では以下のことが行えます。
- メール経由で他のメンバーとのエラーメッセージの共有
- エラーに関してのチケットの送信(Lighthouse、Pivotal Tracker、 JIRA など)
- エラーの削除および非表示
- Errors ページへ戻る
エラートレースの詳細
以下は、Error trace 詳細ページで利用可能なデータの概要です。サンプルのページに表示されるラベルを使うと、利用可能なデータを特定できます。
ラベル | 説明 |
---|---|
Time | エラーの発生時刻 |
Instance |
エラーをレポートしたアプリのインスタンス。フォーマットは以下のとおりです。
|
Count | 指定期間内に、このエラーメッセージが発生した回数。 |
Similar errors to this | ここと、COUNT に表示されている数は、表示された期間内に発生したエラーの合計回数です。矢印から、期間を変更できます。 |
Error message | 選択したエラーメッセージの内容。トレース詳細ページのトップにも表示されます。 |
Sample stack trace | エラーから返ってきたトレース。 |
エラートレースの無効化
New Relic にレポートしたくないエラーがある場合は、エージェントの設定ファイルから無効にできます。ほとんどのエージェントでは、特定のエラーコードを無視したり、エラーを完全に無効にできます。詳しくは、お使いのエージェントの設定についての記述を確認ください。
エラートレースの削除
したいこと | すること |
---|---|
個別のエラートレースを削除したい |
個々のエラートレースを削除する手順は以下のとおりです。
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アプリの全エラートレースを削除したい |
選択したアプリの全エラートレースを削除する手順は以下のとおりです。
|
アカウントの全エラートレースを削除したい | アカウントの全エラートレースを削除したい場合は、support.newrelic.com [英語] に相談ください。 |
エラートレースを削除する際に、同時にトランザクショントレースやデータベースクエリも削除したいと思うかもしれません。削除することで、アプリケーションデータ(Apdex、デプロイ情報など) は保持する一方、個人情報など含んでいるかもしれないデータを削除することになります。
関連情報
関連する情報は以下のとおりです。
- カスタム属性の収集 (トランザクショントレース、ブラウザートレース、エラーレコード毎に標準の HTTP 属性とカスタム属性をキャプチャし、表示する)