トランザクショントレースの設定

New Relic APMトランザクショントレースは、アプリケーションのトランザクションとデータベース呼び出しに関する詳細な情報を記録します。トランザクショントレースがサブスクリプションレベルとして含まれている場合、デフォルトで New Relic APM で有効になります。ここでは、トランザクショントレースのデフォルト設定を編集する方法について説明します。

この機能へのアクセスできるかは、サブスクリプションレベルによって異なります。

トランザクショントレースに関する情報は、トランザクショントレースの導入をご覧ください。

エージェント経由でトランザクショントレースの設定変更

New Relic エージェント設定ファイルから、トランザクショントレースの設定を変更できます。Node そして PHP 以外のすべてのエージェントについては、設定を UI で変更できます。

お使いの New Relic エージェントを選択して、トランザクショントレースの設定を表示します。

UI 経由でトランザクショントレースの設定変更

New Relic Node.js と PHP エージェントは、UI 経由での設定変更はできません。これらのエージェントを使っている場合は、UI 上でトランザクショントレースの設定は表示されますが、変更はできません。New Relic エージェントを使って、これらの設定を変更する方法については、エージェントのトレース設定をご覧ください。

New Relic APM UI でトランザクショントレースの設定を表示する手順は以下の通りです。

  1. rpm.newrelic.com から、APM > (選択したアプリ) > Settings > Application にアクセスします。
  2. ページの右側にある Show advanced settings を押すと、設定の全オプションが表示されます。

以下は、UI にあるトランザクショントレース設定の説明です。利用可能な設定とその正確な説明は、使用している New Relic エージェントによって異なります。

Enable transaction tracing? [トランザクショントレースは有効?]
このチェックボックスを選択し、選択解除することで、トランザクショントレースをオン、オフにできます。トランザクショントレースを生成するには、チェック済みある必要があります。サブスクリプションレベルにトランザクショントレースが含まれている場合は、デフォルトで有効です。
Threshold [閾値]
トランザクションが閾値を超えると、トランザクショントレースの候補になります。デフォルトの閾値は apdex_f です。これは Apdex T 値の4倍の値です。

また、閾値を特定の秒数に設定することもできます。閾値に秒数が設定されている場合は、独自の Apdex 値を持つキートランザクションであっても、これはすべてのトランザクションの閾値として機能します。

Record SQL? [SQLを記録する?]
この設定は、SQLとSQLのようなクエリデータの収集を制御します。New Relic エージェントによって、認識、収集するクエリーコマンドのタイプは異なります。

3つの設定があります。

  • Obfuscated: 最高レベルのセキュリティ設定であり、デフォルトの設定です。クエリ内の数値と文字列リテラルを疑問符で置き換えます。
  • Off: データベースクエリの収集を無効にします。
  • Raw: 難読化されずに、すべてのクエリを記録します。機密データがクエリに含まれている場合は、セキュリティの問題となる可能性があることに注意してください。
Stack trace threshold [スタックトトレースの閾値]
エージェントがスタックトレースを生成する最小の閾値(単位:秒)です。一部の New Relic エージェントでは、この閾値はトランザクション内のどのセグメントにも適用されます。それ以外のエージェントでは、閾値はデータベースクエリだけで適用されます。

スタックトレースは、比較的リソースが高い処理です。この閾値を低く設定しすぎると、アプリケーションのパフォーマンスに影響する可能性があることに注意してください。
Enable SQL query plans? [SQL クエリプランは有効?]
有効にすると、エージェントは SQL プラン (EXPLAIN PLAN とも呼ばれます)をデータベースに要求します。 EXPLAIN PLAN には、遅いクエリのデータベース処理の背後にあるプロトコルが含まれます。
Query plan threshold [クエリプランの閾値]
クエリのレスポンスタイムがこの値(単位:秒)を越えると、エージェントはデータベースからデータベースのクエリプランを要求します。これは、SQL query plans (上記)が有効な場合にのみ有効です。
Capture memcache keys? [mecmache のキーをキャプチャする?]
memcache キーのキャプチャを有効/無効にします。 (Python では利用できません)

この値は「サニタイズ」(難読化)できません。キーに機密データが含まれている場合は、この機能を有効にしないでください。
Enable error collection? [エラーの収集を有効にする?]
エラー収集を有効/無効にします。このチェックボックスの下に、特定の種類のエラーを無視できる設定もあります。
Enable slow query tracing? [スロークエリのトレースを有効にする?]
スロークエリの収集を有効/無効にします。
Enable thread profiler? [スレッドプロファイラーを有効する?]
スレッドプロファイラーを有効/無効にします。
Enable cross-application tracing? [クロスアプリケーショントレースを有効にする]
クロスアプリケーショントレースを有効/無効にします。

キートランザクション用のトレースの設定

他のトランザクションとは異なる方法で監視やアラートを行いたい場合は、トランザクションをキートランザクションにできます。キートランザクションとその使用方法については、キートランザクションの導入をご覧ください。

トランザクションをキートランザクションにするメリットの1つは、一般的な Apdex T の閾値とは異なるトランザクション固有の Apdex を設定できることです。キートランザクションの Apdex を変更すると、トランザクショントレースの作成基準を変更できます。

たとえば、キートランザクションがトランザクショントレースを生成する可能性を高めたい場合は、その Apdex T 値を低くします。キートランザクションをトレースする可能性を低くしたい場合は、Apdex T 値を上げます。

トランザクショントレースの閾値をデフォルトの Apdex 設定ではなく、秒数に設定すると、独自の Apdex 設定を持つキートランザクションの場合でも、秒数の閾値がすべてのトランザクションの閾値として機能します。

カスタムトランザクションの作成

New Relic エージェントがトランザクションの一部として自動的に取得しないアプリケーションのアクティビティはカスタムトランザクションとして作成できます。詳しくは、カスタム計測をご覧ください。

HTTP リクエスト属性、パラメーターの収集

For データ・セキュリティの観点から、トランザクショントレースは、機密性を含む可能性のある HTTP リクエストの属性(パラメーターとも呼ばれる)を収集しません。トレースは、いくつかの基本的な HTTP リクエストの属性のみ収集します。New Relic ではこれを エージェント属性と呼んでいます。属性の収集に関する設定を編集する方法については、以下の New Relic エージェントのドキュメントをご覧ください。

カスタム属性をキャプチャする方法に関する詳しい情報は、カスタム属性の収集をご覧ください。

トランザクショントレースの削除

ここでは、トランザクショントレースを削除する方法を説明します。トランザクショントレースの削除は、永久それが削除されることを意味します。

特定のトランザクショントレースを削除する

特定のトランザクショントレースを完全に削除する手順は以下の通りです。

  1. New Relic APM でトランザクショントレースを選択します。
  2. Transaction trace の下にあるDelete this trace [このトレースを削除]を押します。
全トランザクショントレースを削除する。

選択したアプリの全てのトレースを完全に削除する手順は以下の通りです。

  1. New Relic APM で、Transactions ページに遷移します。
  2. トランザクション一覧の下部の Delete all traces [全トレースの削除]を押します。

すべてのトランザクションのトレースレコードが UI で表示されなくなるあまでに 15分以上かかる場合があります。

アカウント内のトレースを削除するには、support.newrelic.com のサポートを受けてください。

データの掃除を行っている際に、データベースやクエリトレースそしてエラートレースを削除したい場合、この作業により、潜在的に機密性の高いデータを削除できます。その他のアプリケーションのデータ(Apdex、デプロイ情報など)は保持されます。