New Relic Browser のセットアップ要件として、アプリそれぞれ個別にブラウザ監視を有効にする必要があります。また、ページ読み込みタイミング(別名: 実ユーザー監視や RUM)用の Apdex T 値を設定したり、ページ読み込みタイミングのより詳しい情報を提供する手助けとなる国を指定できます。
2014年10月以前に、ページ読み込みタイミングを有効し、ブラウザ監視データを報告している場合は、New Relic Browser 設定するには、まずこの文章を読んください。一度もブラウザの監視データをレポートしていない場合は、初めに、Browser アプリケーション一覧から設定を有効にしてください。その後、その他のブラウザ監視機能を有効にするには、以下の手順を参考にしてください。
目次
New Relic Browser の有効化
スタンドアロンのブラウザアプリをデプロイし、JavaScript コードスニペットを取得する必要するために、メソッドをコピー/ペーストしている場合、アプリの設定ページには、生成済みの JavaScript スニペットがあります。スタンドアロンアプリのコードに、JavaScript スニペットが含まれていたら、スタンドアロンのアプリが有効になっています。
New Relic APM エージェントを使って、JavaScript を追加している場合は、以下の手順に従ってください。もっと知りたい方は、エージェント計測 (APM)をご覧ください。
New Relic Browser 製品を有効する方法:
- New Relic のメニューバーからBrowser > Browser apps > (選択したアプリ) > Settingsを選択します。
- Settings から、あなたのサブスクリプションレベルに応じた Browser エージェントの計測 機能 を選択します。
- ブラウザ監視用の Apdex 値 を指定します。もしくは、デフォルト値をそのまま使います。
- オプション: ブラウザ監視用の国や地域を最大5つまで選択します。Geography ページ上でハイライトされます。
複数のアプリ名に対してデータをレポートしているなら、1番目と2番目の両方のアプリで同じ国を選択します。
- Save application settings [アプリケーション設定を保存]選択する。
- webserver のキャッシュをフラッシュします。
- オプション: New Relic Browser がメトリクスをグループ化する方法を上書きするには、URL のホワイトリストをセットアップします。
セッショントレース、AJAX コール、JavaScript エラーが利用可能な Pro アカウントレベルの機能を有効にすると、情報を閲覧できるようになるまで、5分ほど待ちます。5分経っても情報が表示されない場合は、トラブルシューティングのヒントを確認し、エージェントを再起動してください。
Apdex 設定を別々に設定する
New Relic APM がアプリを監視している場合、ブラウザ(エンドユーザー)用とNew Relic APM用に別々の Apdex T 値を設定できます。
- New Relic のメニューバーから、Browser > Browser apps > (選択したアプリ) > Overview を選択します。
もしくは
- New Relic のメニューバーから、Browser > Browser apps > (選択したアプリ) > Page views を選択します。
Apdex の設定を変更すると、Page load timing チャートに黒い縦棒が表示されます。
APM エージェントの計測
以下の情報は、New Relic APM が監視しているアプリに適用されます。
New Relic のエージェントは、ページ読み込みタイミング用の JavaScript が埋め込まれたウェブページを自動的に計測します。New Relic APM エージェントを使って、JavaScript スニペットを追加している場合は、AJAX コールや JavaScript エラーの情報を活用できるように、できるだけページのトップに近い位置に、計測用のスニペットを埋め込みます。詳しくは、以下のエージェントごとの説明をご覧ください。
ブラウザ監視機能の無効化
デプロイメソッドをコピー&ペーストしていて、ブラウザアプリのデータ収集を停止したい場合は、アプリのウェブページから JavaScript のスニペットを削除するだけで、データ収集は停止されます。
New Relic APM エージェント経由で JavaScript のスニペットが組み込まれている場合は、個別にブラウザ監視機能をオフにするか、New Relic Browser 自体を無効にします。
- New Relic のメニューバーから、Browser > Browser apps > (選択したアプリ) > Settings を選択します。
- Pro アカウントレベルの機能だけ無効にするには、Lite を選択します。
- New Relic Browser を完全にオフにするには、Off を選択します。
- Save application settings [アプリの設定を保存]を押します。
- 必要に応じて、New Relic APM エージェントを再起動します。
ブラウザ監視がオフになると、エージェントは、監視スクリプトをが組み込まれたページを計測しなくなります。
さらに詳しい情報
追加のドキュメントリソースは次のとおりです。
- Browser アプリ一覧 (インストール済みのアプリ一覧。選択すると、New Relic Browser ページに選択したアプリの内容が表示されます。)
- ページ読み込みタイミングの計測 (JavaScript 要素、データ送信)
- ブラウザ監視用のライセンスキーとアプリ ID のコピー (New Relic Browser の Settings ページにおいて コピー&ペースト で生成した JavaScript をコピーする方法について)
- New Relic Browser からアプリの削除 (New Relic APM が監視しているアプリを New Relic Browser から削除する方法について)