Infrastructure エージェントの設定

New Relic Infrastructure には、エージェントの振舞いを調整するための設定ファイルがあります。エージェントを動かすために必要な設定は、license_key だけです。

設定を変更した後は、毎回、Web サーバーやエージェントの再起動が必要です。

設定方法と優先順位

Infrastructure エージェントのデフォルトの設定方法は、設定ファイル (newrelic-infra.yml) を利用することです。しかし、環境変数を設定して、設定ファイルを上書きすることもできます。

設定方法についての説明は以下のとおりです。

設定ファイルの位置とその説明

Infrastructure エージェントは、newrelic-infra.yml という名前の YAML フォーマットファイルで構成されています。ファイルのデフォルトの位置は以下の場所です。

  • Linux: /etc/newrelic-infra.yml
  • Windows: C:\Program Files\NewRelic\newrelic-infra\newrelic-infra.yml

newrelic-infra.yml ファイルの例:

license_key: 1234567890abcdefghijklmnopqrstuvwxyz1234
verbose: 0

custom_attributes:
    environment: production
    service: login service
    team: alpha-team
環境変数のシンタックスとその説明
環境変数は、設定ファイルの変数名をすべて大文字にし、NRIA_ の接頭辞を付けて設定します。たとえば、NRIA_LICENSE_KEY です。環境変数は、Environ variable として個々の設定オプションの下でドキュメント化されます。
infrastructure config cascade (orders of precedence).png

Infrastructure エージェントでは、環境変数は、設定ファイルを上書きします。設定ファイルはエージェントのデフォルトの設定を上書きします。

一般的な設定

基本的なエージェントの動作には、以下の設定を使います。

license_key (必須)
タイプ String
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_LICENSE_KEY

New Relic アカウントのライセンスキーを指定します。エージェントはこのキーから、サーバーのメトリクスを New Relic アカウントに関連付けます。この設定は、インストール手順の一部として作成されます。

display_name
タイプ String
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_DISPLAY_NAME

レポート用に自動生成されたホスト名を上書きします。これは、Infrastructure が各ホストの識別子としてホスト名を使用しているため、同じ名前のホストが複数ある場合に便利です。

proxy
タイプ String
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_PROXY

システムの中には、エージェントが New Relic と通信するために、プロキシを使用するためのファイアウォールのルールが必要となる場合があります。その場合は、プロキシの URL をhttps://user:password@hostname:port 形式でプロキシの URL を設定します。HTTP または HTTPS を使えることがあります。

verbose
タイプ Integer (0 または 1)
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_VERBOSE

1 を設定すると、エージェントの詳細ログが有効になります。これは、エージェントのトラブルシューティングに役立ちます。verbose が 1 に設定されていない場合、デフォルトではオフになります。

ログファイルの場所をカスタマイズするには、log_file も確認してください。サポート用のログを生成するための手順については、トラブルシューティング用のログの生成をご覧ください。

Verbose ロギングは、多くのデータを迅速に生成できます。問題を再現するのに必要なだけ、verbose モードのエージェントを実行し、その後、verbose: 0 を設定し、エージェントを再起動して、verbose ロギングを無効にします。
log_file
タイプ String
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_LOG_FILE

別の場所にログを記録するには、絶対パスとファイル名を指定します。

設定されていない場合、エージェントはシステムログファイルにログを記録します。一般的なデフォルトの場所は以下の通りです。

  • Amazon Linux, CentOS, RHEL: /var/log/messages
  • Debian, Ubuntu: /var/log/syslog
  • Windows Server: C:\Program Files\New Relic\newrelic-infra\newrelic-infra.log

カスタム属性

カスタム属性は、Infrastructure エージェントからのデータに注釈を付けるために使用するキーと値のペアです。このメタデータを使用すると、フィルタセットを作成し結果をグループ化し、Insights のデータに注釈を付けることができます。たとえば、マシンの(検証や本番)環境、マシンがホストするサービス(ログインサービスなど)、またはそのマシンを担当するチームを指定することができます。

エージェントは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) タグを含むデフォルトの属性の一部として環境に関する多くの情報を収集します。
custom_attributes
タイプ キー/値 ペア
デフォルト (なし)
Environ variable NRIA_CUSTOM_ATTRIBUTES

このエージェントのインスタンスからのデータに注釈を付けるカスタム属性のリスト。 KEY: VALUE のように、キーと値をコロン : で区切り、各キー/値のペアを改行で区切ります。値には、空白を含む YAML 文字列を指定できます。

例:

custom_attributes:
    environment: production
    service: login service
    team: alpha-team

環境変数を使った例:

NRIA_CUSTOM_ATTRIBUTES='{"customAttribute_1":"SOME_ATTRIBUTE","customAttribute_2": "SOME_ATTRIBUTE_2"}'